かはつ)” の例文
全然平和調美の者となり、知らず知らず一女性の中に円満を画かしむ、情人相対する時は天地に強敵なく、不平も不融和も悉く其席を開きて、真美の天使をしてかはつて坐せしむ。
厭世詩家と女性 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)