“代理大使”の読み方と例文
読み方割合
だいりたいし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
調子てうしづいた独唱どくせうが二つばかりつづいた。そしてまえ叙事詩じよじしのやうなものを朗読らうどくした多分たぶん代理大使だいりたいし夫人ふじんだとおもはるゝ婦人ふじん其後そのあとで又舞台ぶたいのうへで朗読らうどくをはじめた。
微笑の渦 (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)
代理大使だいりたいしがついわたしよこほうにゐたが、かれはまだのこりをしさうに「キヤニユスピークイングリシユ?」を繰返くりかえしてゐた。わたしはまたわらひながら、まえおなじことを繰返くりかへすよりほかなかつた。
微笑の渦 (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)