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他見
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よそみ
ふりがな文庫
“
他見
(
よそみ
)” の例文
一朶
(
いちだ
)
の紫雲かとまごう
琵琶
(
びわ
)
の
湖
(
みずうみ
)
を見出していたろうに——
迅
(
はや
)
さは觔斗雲に劣らないまでも、そんな
他見
(
よそみ
)
などは、城太郎にはちっとも出来ない。
宮本武蔵:04 火の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
自分の方を真直に見てほかに眼を移してはいけないと言った。私はどうして
他見
(
よそみ
)
をする必要があろう。一、二、三、兵隊のように歩調を取って自分の所まで歩いてこい、そう彼女は私に厳命を下した。
フランセスの顔
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
他見
(
よそみ
)
をせずに
未刊童謡
(新字旧仮名)
/
野口雨情
(著)
けれどこの山兵軍は、規律整然、さもしげな
他見
(
よそみ
)
もしない。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
他
常用漢字
小3
部首:⼈
5画
見
常用漢字
小1
部首:⾒
7画
“他”で始まる語句
他
他人
他所
他人事
他家
他愛
他処
他事
他国
他目