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仇白
ふりがな文庫
“仇白”の読み方と例文
読み方
割合
あだじろ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あだじろ
(逆引き)
同じ羽目板だけれども、足数七八つ、二間ばかり奥へ入った処に、
仇白
(
あだじろ
)
くなって字が見える、………紙が
歩行
(
ある
)
いた勘定だわねえ。
日本橋
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
安井氏の「風吹く湖畔」を見ると日本の夏に特有な妙に
仇白
(
あだじろ
)
く空虚なしかし強烈な白光を想い出させられるが
二科展院展急行瞥見
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
四十七八、五十ぐらゐにも
成
(
な
)
りませうか、
眉毛
(
まゆげ
)
のない、
面長
(
おもなが
)
な、
仇白
(
あだじろ
)
い
顏
(
かほ
)
の
女
(
をんな
)
で、
頬骨
(
ほゝぼね
)
が
少
(
すこ
)
し
出
(
で
)
て
居
(
ゐ
)
ます。
浅茅生
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
仇白(あだじろ)の例文をもっと
(4作品)
見る
仇
漢検準1級
部首:⼈
4画
白
常用漢字
小1
部首:⽩
5画
“仇”で始まる語句
仇
仇敵
仇討
仇名
仇気
仇打
仇花
仇讐
仇英
仇人
“仇白”のふりがなが多い著者
泉鏡花
寺田寅彦