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亭主
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あるじ
ふりがな文庫
“
亭主
(
あるじ
)” の例文
押開
(
おしひら
)
き御免なされと此家の
亭主
(
あるじ
)
長兵衞は
入來
(
いりきた
)
り只今
彼方
(
かなた
)
にて御樣子を伺ひ
實
(
まこと
)
に
御志操
(
おこゝろざし
)
を感じ候なり
然
(
さり
)
ながらお三人のお旅籠を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
「なに、すぐ
晴
(
あが
)
ります。だけど今時分の夕立なんて、よっぽど気まぐれだ。」と
亭主
(
あるじ
)
が言った。
窮死
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
亭主
(
あるじ
)
の勘右衛門は留守であったが、女房と娘が出て見ると、二十六七の
如何
(
いか
)
にも温厚そうな眉目清秀の青年僧で、べつに怪しいところもないので、むさくるしい処でもお
厭
(
いと
)
いなくばと云って泊めた。
風呂供養の話
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
「一本つけよう。やっぱりこれでないと元気がつかない。
代
(
だい
)
はいつでもいいから
飲
(
や
)
ったほうがよかろう。」と
亭主
(
あるじ
)
は文公がなんとも返事せぬうちに
白馬
(
どぶろく
)
を一本つけた。すると
角
(
かど
)
ばった顔の男が
窮死
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
「かわいそうに。養育院へでもはいればいい。」と
亭主
(
あるじ
)
が言った。
窮死
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
“亭主”の意味
《名詞》
亭 主(ていしゅ)
一家の主。転じて夫のこと
店や家などの主人。
(出典:Wiktionary)
亭
常用漢字
中学
部首:⼇
9画
主
常用漢字
小3
部首:⼂
5画
“亭主”で始まる語句
亭主列車
亭主振
亭主方
亭主運