トップ
>
亡母
>
はゝ
ふりがな文庫
“
亡母
(
はゝ
)” の例文
私の
意気地
(
いくぢ
)
ないことを叱る様な
亡母
(
はゝ
)
の声が聞えるぢやありませんか、あゝ
寧
(
いつ
)
そ死んだならば、
斯様
(
こんな
)
不愉快な苦境から脱れることが出来ようなどと
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
『男は
淺猿
(
あさま
)
しいものだ!』と心で言つて見た。青森にゐる兄の事が思出されたので。——嫂の言葉に返事もせず、竈の下を焚きつけ乍らも聖書を讀んだ頃が思出された。
亡母
(
はゝ
)
の事が思出された。
鳥影
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
私は貧民の
児女
(
こども
)
を教育して見たいと思ひましてネ——
亡母
(
はゝ
)
の日記などの中にも同じ教育を
行
(
や
)
るならば
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
老女
(
おば
)
さん、そんなこと——此の教会で
亡母
(
はゝ
)
のこと知つてて下ださるのは、今は
最早
(
もう
)
老女さん御一人でせう、
家
(
うち
)
でもネ、
乳母
(
ばあや
)
が亡母のこと言ひ出しては泣きます時にネ
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
亡
常用漢字
小6
部首:⼇
3画
母
常用漢字
小2
部首:⽏
5画
“亡”で始まる語句
亡
亡骸
亡者
亡父
亡兄
亡妻
亡霊
亡夫
亡人
亡魂