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亡兄
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あに
ふりがな文庫
“
亡兄
(
あに
)” の例文
ふたたび街へ出ると、途中で従卒に野菜、
穀類
(
こくるい
)
、
供物
(
くもつ
)
、
香華
(
こうげ
)
の物などを買い
調
(
ととの
)
えさせ、それを持って夕方また
亡兄
(
あに
)
の家を
訪
(
と
)
い
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「知らずに登ったのがてめえの運のつきだ。針の山、地獄の谷、
亡兄
(
あに
)
の典馬が呼んでるから早く行け」
宮本武蔵:07 二天の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
亡兄
(
あに
)
の遺臣栗原熊太郎と、ほか二人ほど連れて、おゆうはやがて、墓山へ上って行った。
新書太閤記:06 第六分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
亡兄
(
あに
)
の
遺髪
(
かたみ
)
や小袖を持った。陣中に女の長居は無用。おゆうは次の日すぐ秀吉に
新書太閤記:06 第六分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“亡兄”の意味
《名詞》
亡兄(ぼうけい)
死亡した兄。亡き兄。
(出典:Wiktionary)
亡
常用漢字
小6
部首:⼇
3画
兄
常用漢字
小2
部首:⼉
5画
“亡”で始まる語句
亡
亡骸
亡者
亡父
亡母
亡霊
亡妻
亡夫
亡人
亡魂