“五黄”の読み方と例文
読み方割合
ごおう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
旦那様は五黄ごおうかね、その年の運気は吉、それに引換え奥様は八方塞はっぽうふさがり、唯じっとして運勢の開けるのを待てと、菓子屋の隣の悟道先生が占いました。
旧主人 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
これに一白いっぱく二黒じこく三碧さんぺき四緑しろく五黄ごおう六白ろっぱく七赤しちせき八白はっぱく九紫きゅうしの名を付し、これを年に配し月に配し、日および時に配し、かつ、これを五行生剋の理に考え
迷信解 (新字新仮名) / 井上円了(著)
私はよく知らないが、九紫きゅうしはどんな性格であり五黄ごおう寅歳とらどしの男女は如何に意地強きかといったりする。その星の強さというものに似たものを、私は画家の性格のうちに見る。
油絵新技法 (新字新仮名) / 小出楢重(著)