“七赤”の読み方と例文
読み方割合
しちせき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「どうして一廻どころか。健ちゃんとは十六違うんだよ、姉さんは。良人うちが羊の三碧さんぺきで姉さんが四緑しろくなんだから。健ちゃんはたし七赤しちせきだったね」
道草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
これに一白いっぱく二黒じこく三碧さんぺき四緑しろく五黄ごおう六白ろっぱく七赤しちせき八白はっぱく九紫きゅうしの名を付し、これを年に配し月に配し、日および時に配し、かつ、これを五行生剋の理に考え
迷信解 (新字新仮名) / 井上円了(著)
自分が七赤しちせきだか八白はっぱくだかまるっきり知らなければ文句はないが、自分は二黒じこくだと知っていれば、旅行や、金談はいけない、などとあると、構わない、やっつけはするが
死屍を食う男 (新字新仮名) / 葉山嘉樹(著)