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乱鬢
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みだれびん
ふりがな文庫
“
乱鬢
(
みだれびん
)” の例文
且つその狂か、
痴
(
ち
)
か、いずれ常識無き
阿房
(
あほう
)
なるを聞きたれば、驚ける気色も無くて、行水に
乱鬢
(
みだれびん
)
の毛を鏡に対して
撫附
(
なでつ
)
けいたりけり。
妖僧記
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
その
背後
(
うしろ
)
から、物の影のように現われたのは、
彰義隊士
(
しょうぎたいし
)
日下部欽之丞
(
くさかべきんのじょう
)
、二十四五の絵に描いたような美男ですが、
軽傷
(
あさで
)
を受けた上、幾人か斬った返り血が、
乱鬢
(
みだれびん
)
と、蒼い頬と
芳年写生帖
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
乱
常用漢字
小6
部首:⼄
7画
鬢
漢検1級
部首:⾽
24画
“乱”で始まる語句
乱
乱暴
乱波
乱麻
乱杭
乱箭
乱杭歯
乱髪
乱暴者
乱次