“九叔”の読み方と例文
読み方割合
きゅうしゅく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やがて、九叔(きゅうしゅく)は、喪(も)の簾(すだれ)を揚げて、線香臭い家へ入った。二階へ上がって、武大(ぶだ)の女房金蓮を見ると、近所のくやみの入り代り立ち代りに、泣き腫(は)らしている態(てい)だ。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
武松は、兄のお骨の一片と、西門慶が九叔(きゅうしゅく)へ賄賂(わいろ)した銀子(ぎんす)一錠(じょう)をさし出して、卓を叩いた。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「でも九叔(きゅうしゅく)から差上げられてある紫斑(しはん)歴々(れきれき)な兄の遺骨は、なんとご覧なされますな」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)