“主持”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しゅもち60.0%
しゅじ20.0%
しゅも20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
門人はぜんぶで八十七人いたが、主持しゅもちであるとか、その他の事情で出られない者もあり、その日集まったのは五十余人。
花も刀も (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
「八門金鎖きんさの陣です。——なかなか手ぎわよく布陣してありますが、惜しむらくは、中軍の主持しゅじに欠けているところがある」
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
主持しゅもちの侍が市内ですそべりの旅袴をはいている筈がない。では、浪人かというに浪人ふうでもなし、また旅の途中という様子もない。
鳴門秘帖:02 江戸の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)