トップ
>
中重
>
なかえ
ふりがな文庫
“
中重
(
なかえ
)” の例文
牛車、
束帯
(
そくたい
)
が
慣
(
なら
)
わしでもある。だがいま、忠顕にはそんな顧慮のいとまもない。乗りすてた駒を
衛府
(
えふ
)
へ預け、
中重
(
なかえ
)
ノ門を大股に殿上のほうへ通って行った。
私本太平記:09 建武らくがき帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
中重
(
なかえ
)
ノ門までもどれば、殿ノ法印以下、腹心の随身たちがこの身を案じて待ちひかえている!
私本太平記:09 建武らくがき帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
雪の御所内は
諸殿
(
しょでん
)
の灯を
遠方此方
(
おちこち
)
にちりばめて神々しいばかりである。
供人
(
ともびと
)
の
殿
(
でん
)
ノ
法印
(
ほういん
)
以下は、
衛府
(
えふ
)
を入って、さらに
中重
(
なかえ
)
ノ門までは参入したが、当然、そこからさきへは行かれなかった。
私本太平記:09 建武らくがき帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
中
常用漢字
小1
部首:⼁
4画
重
常用漢字
小3
部首:⾥
9画
“中”で始まる語句
中
中央
中間
中空
中々
中宮
中旬
中心
中原
中風