“なかえ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
中重50.0%
中江50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
牛車、束帯そくたいならわしでもある。だがいま、忠顕にはそんな顧慮のいとまもない。乗りすてた駒を衛府えふへ預け、中重なかえノ門を大股に殿上のほうへ通って行った。
中重なかえノ門までもどれば、殿ノ法印以下、腹心の随身たちがこの身を案じて待ちひかえている!
雪の御所内は諸殿しょでんの灯を遠方此方おちこちにちりばめて神々しいばかりである。供人ともびと殿でん法印ほういん以下は、衛府えふを入って、さらに中重なかえノ門までは参入したが、当然、そこからさきへは行かれなかった。
こはかねてよりの覚悟なりけれど、大阪に到着の夜、父上の寝物語りに、両三日来中江なかえ先生、栗原亮一くりはらりょういち氏らしきりにわれに説きて、おんみ葉石はいしと結婚せしむべきことを勧められぬ、依っていずれ帰国の上
妾の半生涯 (新字新仮名) / 福田英子(著)