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両蓋
ふりがな文庫
“両蓋”の読み方と例文
読み方
割合
りょうぶた
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
りょうぶた
(逆引き)
胴のふくらんだ恐ろしく大きな
両蓋
(
りょうぶた
)
の金時計を引っ張り出し、蓋をあけてちょっと見ると、また同じく大儀そうにのろのろと、もとの所へしまい込んだ。
罪と罰
(新字新仮名)
/
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
(著)
中が四つに仕切って高いボツボツが出て
両蓋
(
りょうぶた
)
になっているがこの鍋はまだ
滅多
(
めった
)
に売っていない。
食道楽:春の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
彼女は夫の顔色には
頓着
(
とんじゃく
)
なく、
七宝
(
しっぽう
)
入りの
両蓋
(
りょうぶた
)
の時計をキラリと胸のところで開いた。
蓼喰う虫
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
両蓋(りょうぶた)の例文をもっと
(4作品)
見る
両
常用漢字
小3
部首:⼀
6画
蓋
常用漢字
中学
部首:⾋
13画
“両”で始まる語句
両
両親
両人
両手
両方
両肱
両側
両眼
両国
両掌
“両蓋”のふりがなが多い著者
村井弦斎
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
谷崎潤一郎
夏目漱石