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不淨門
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ふじやうもん
ふりがな文庫
“
不淨門
(
ふじやうもん
)” の例文
新字:
不浄門
「奧座敷か奧庭で斬つたから、荒筵でも
菰
(
こも
)
でもない、
大納戸
(
おほなんど
)
にでも入つて居る疊表に包み、荷造の麻繩で縛つて、
不淨門
(
ふじやうもん
)
から持出させたのさ」
銭形平次捕物控:078 十手の道
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
以て屋敷を
忍
(
しの
)
び出んと
思
(
おもふ
)
なり
仔細
(
しさい
)
は斯樣々々なり
先
(
まづ
)
次右衞門其方の老母病死なりと申
僞
(
いつは
)
り
不淨門
(
ふじやうもん
)
より出て小石川
御館
(
おやかた
)
へ
推參
(
すゐさん
)
し今一應再吟味の儀を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
其
(
そ
)
のために、
故
(
わざ
)
と
夜中
(
やちう
)
に
明
(
あ
)
けとくんですつて、
不淨門
(
ふじやうもん
)
!……
浅茅生
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
ところが三日前のこと、
不淨門
(
ふじやうもん
)
の上を乘越えて入つて、御隱居樣御居間に忍び込んだ曲者があり、手文庫を
銭形平次捕物控:302 三軒長屋
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
水戸中納言綱條卿は越前守に
打對
(
うちむか
)
ひ給ひ其方死人の體にて
不淨門
(
ふじやうもん
)
より出たりとの事なれば歸宅むづかしからんとの
御意
(
ぎよい
)
に越前守平伏して御意の通御役宅を出候には
番人
(
ばんにん
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
不
常用漢字
小4
部首:⼀
4画
淨
部首:⽔
11画
門
常用漢字
小2
部首:⾨
8画
“不淨”で始まる語句
不淨