不図とんだ)” の例文
旧字:不圖
誠に孝行な事と感服していさゝか恵みをしたのがかえって害に成って、不図とんだ災難をせて気の毒で有ったが、明日あす私が訴えて娘子は屹度きっと帰れる様にして上げるが
政談月の鏡 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
藤「昨夜ゆうべ盗賊が、へえー、何処どこから這入りました、家尻を切ったって、へーえ何うもそれはとんだ事でしたな、おだい芳造よしぞうさんですか、それはまア不図とんだ御災難で」
政談月の鏡 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)