“下江”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くだ50.0%
かこう25.0%
げこう25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すると金陵きんりょう(南京)まで下江くだる船が今夜おそく、湓浦江ほんぽこうの河口から出るという日の——まだ明るい頃だった。
新書太閤記:01 第一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
幾月かに一度ずつ、文明の製品を積んだ洛陽船が、この地方へも下江かこうしてきた。そして沿岸の小都市、村、部落など、市の立つところに船を寄せて、交易こうえきした。
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「天の与えた好機だ。ただちに大軍を下江げこうさせて、呉をち取らんか」
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)