下江くだ)” の例文
すると金陵きんりょう(南京)まで下江くだる船が今夜おそく、湓浦江ほんぽこうの河口から出るという日の——まだ明るい頃だった。
新書太閤記:01 第一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ところへ、近頃、遠く物見に下江くだって行った一艘が帰帆してきて、玄徳に告げることには
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)