“上声”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うわごえ40.0%
じょうしょう40.0%
じやうしやう20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みんな元気に機嫌きげんよく笑ったが、聞きつけないものには、何をいっているのか、あんまりな上声うわごえで、まるでわからなかった。すると、ナフキンをたたんでいた娘が
一世お鯉 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
悪ふざけの国者くにものの声と、拗音ようおんにして、上声じょうしょうの多い土地なまりとが、四方あたりかまわず、ふざけさわいでいるのが、いたく道庵の感触にさわっているらしい。
大菩薩峠:26 めいろの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
「同上」の「上」は上声じやうしやうに読むべきであらうか。字を識る人の教を乞ふ。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)