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丁字髷
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ちょんまげ
ふりがな文庫
“
丁字髷
(
ちょんまげ
)” の例文
たぶん、頭がかたい——頑迷だというのかも知れない。母にきいたら、頭の
脳天
(
のうてん
)
に
丁字髷
(
ちょんまげ
)
をのせていたのだともいった。
旧聞日本橋:07 テンコツさん一家
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
角が土蔵から煙筒の出ている
※
(
まるじゅう
)
芋屋の横腹、金物問屋
金星
(
かねぼし
)
の庭口、仕立屋井阪さん、その隣りも大丸の仕立屋さん、猫ばあさんのいた露路口、井阪さんが
丁字髷
(
ちょんまげ
)
で
旧聞日本橋:14 西洋の唐茄子
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
すこし暑いと肌ぬぎで銀ぐさりをかけて、紺の腹掛と、真白い
晒布
(
さらし
)
の腹巻、トンボほどな小さな
丁字髷
(
ちょんまげ
)
が、滑りそうな頭へ、
捻
(
ね
)
じ鉢巻で、負けない気でも年は年だけに
旧聞日本橋:23 鉄くそぶとり(続旧聞日本橋・その二)
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
木魚
(
もくぎょ
)
の顔の
老爺
(
おじい
)
さんが、あの額の上に
丁字髷
(
ちょんまげ
)
をのせて、短い体に黒ちりめんの羽織を着て、大小をさしていた姿も
滑稽
(
こっけい
)
であったろうが、そういうまた
老妻
(
おばあ
)
さんも美事な
出来栄
(
できばえ
)
の
人物
(
ひと
)
だった。
旧聞日本橋:09 木魚の配偶
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
丁字髷
(
ちょんまげ
)
に
結
(
い
)
ったお
侍
(
さむらい
)
と男の子のむきあっている絵の読本の時間だった。
旧聞日本橋:04 源泉小学校
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
丁
常用漢字
小3
部首:⼀
2画
字
常用漢字
小1
部首:⼦
6画
髷
漢検1級
部首:⾽
16画
“丁字”で始まる語句
丁字
丁字形
丁字屋
丁字風呂
丁字頭
丁字染
丁字草
丁字路
丁字桜
丁字湯