一鳥いつてう)” の例文
ふえこだます、一鳥いつてうこゑあり、汽車きしやはする/\とつややかにうごす。
魔法罎 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
羽掻はがきの音の聲高き一鳥いつてう遂に飛びも來ず
海潮音 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
つたなかな驕奢けうしやれふ一鳥いつてうたかいつして、こだまわらふこと三度みたび
月令十二態 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)