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一荷
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いつか
ふりがな文庫
“
一荷
(
いつか
)” の例文
ねんねこを
濡
(
ぬ
)
らしてきせて、
火
(
ひ
)
の
雨
(
あめ
)
、
火
(
ひ
)
の
風
(
かぜ
)
の
中
(
なか
)
を
上野
(
うへの
)
へ
遁
(
に
)
がし、あとで
持
(
も
)
ち
出
(
だ
)
した
片手
(
かたて
)
さげの
一荷
(
いつか
)
さへ、
生命
(
いのち
)
の
危
(
あや
)
ふさに
打
(
う
)
つちやつた。
十六夜
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
頂上の停車場に著いたときも雲霧が濃く、雨滴となつてしぶくので、旅人等は下車をためらつてゐると、若者が
一荷
(
いつか
)
の雨外套を運んで来て、それを銘々に著せてくれた。
ヴエスヴイオ山
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
荷
常用漢字
小3
部首:⾋
10画
“一荷”で始まる語句
一荷物