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一条道
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ひとすじみち
ふりがな文庫
“
一条道
(
ひとすじみち
)” の例文
紅白
段々
(
だんだら
)
の
洋傘
(
こうもり
)
は、小さく
鞠
(
まり
)
のようになって、人の
頭
(
かしら
)
が
入交
(
いれま
)
ぜに、空へ突きながら
行
(
ゆ
)
くかと見えて、
一条道
(
ひとすじみち
)
のそこまでは一軒の
苫屋
(
とまや
)
もない、
彼方
(
かなた
)
大崩壊の腰を、
点々
(
ぽつぽつ
)
。
草迷宮
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
はやいずくにか風吹きたりしぐらいに自然軽う取り
做
(
な
)
し、やがてはとんと打ち忘れ、ただただ仕事にのみかかりしは愚かなるだけ情に鈍くて、
一条道
(
ひとすじみち
)
より外へは
駈
(
か
)
けぬ
老牛
(
おいうし
)
の痴に似たりけり。
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
条
常用漢字
小5
部首:⽊
7画
道
常用漢字
小2
部首:⾡
12画
“一条”で始まる語句
一条
一条路
一条兼良
一条一
一条下
一条廓
一条町
一条縄
一条忠衛
一条大蔵卿朝成