トップ
>
一廻
>
ひとめぐ
ふりがな文庫
“
一廻
(
ひとめぐ
)” の例文
何故ともなくスルリと身を引いて、タッタ一人で家の周囲をグルリと
一廻
(
ひとめぐ
)
り巡回してみたが、それはやはり職務のために緊張し易い警官特有の第六感の作用であったかも知れない。
巡査辞職
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
秋が近くなつて、
薄靄
(
うすもや
)
の掛かつてゐる松林の中の、清い砂を踏んで、主人はそこらを
一廻
(
ひとめぐ
)
りして来て、
八十八
(
やそはち
)
という老僕の
拵
(
こしら
)
へた
朝餉
(
あさげ
)
をしまつて、今自分の居間に据わつた処である。
妄想
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
路
(
みち
)
は左へ
一廻
(
ひとめぐ
)
り。
晶子詩篇全集
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
廻
漢検準1級
部首:⼵
9画
“一”で始まる語句
一
一人
一寸
一言
一時
一昨日
一日
一度
一所
一瞥