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一層
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ひときは
ふりがな文庫
“
一層
(
ひときは
)” の例文
薄紅
(
うすべに
)
をさして居るのが
一層
(
ひときは
)
いやらしく見える、が、
一更
(
いつこう
)
すましたもので、其だるい
京訛
(
きやうなまり
)
を大声で
饒舌
(
しや
)
べつて居る、勿論
絶
(
た
)
えず
煙草
(
たばこ
)
はすつて居るので。
夜汽車
(新字旧仮名)
/
尾崎放哉
(著)
思はず傍にあつたグロキシニアの真赤な花を抓みつぶした——鏡の中に
一層
(
ひときは
)
強く光つてゐた罪悪の結晶が血のやうに
痙攣
(
つりかゞ
)
んだ五つの指の間から点々と滲み出る。
桐の花
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
“一層”の意味
《名詞》
一層(いっそう)
一つの層。
《形容動詞1》
一 層(いっそう)
ひときわ。さらに。ますます。
《形容動詞2》
一 層(いっそ、いっそう)
むしろ。思い切って。
(出典:Wiktionary)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
層
常用漢字
小6
部首:⼫
14画
“一”で始まる語句
一
一人
一寸
一言
一時
一昨日
一日
一度
一所
一瞥