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一家言
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いっかげん
ふりがな文庫
“
一家言
(
いっかげん
)” の例文
ははははは、無学の暴言かも知れないが、
一家言
(
いっかげん
)
として聞いてもいい、とにかくあいつは
活々
(
いきいき
)
した人間らしいな、この
杢之進
(
もくのしん
)
に較べてみても
増長天王
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そうはいえ、
事柄
(
ことがら
)
もむずかしかった。恋愛至上主義者も、この事件について、
一家言
(
いっかげん
)
をたてるものも、家庭にあって、子女を前にしては、説が矛盾するといった。
芳川鎌子
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
これは私が見た上での
一家言
(
いっかげん
)
でなくって、
不風流
(
ぶふうりゅう
)
なチベット人も十五日の供養は
兜率天上弥勒
(
とそつてんじょうみろく
)
の内縁に供養したその有様をこのラサ府に
現
(
げん
)
じたのであると、彼らは
諺
(
ことわざ
)
のようにいうて居る。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
しかれどもこれ
一家言
(
いっかげん
)
のみ。俳句を以て最上の文学と為す者は同じく一家言なりといへども、俳句もまた文学の一部を占めて
敢
(
あえ
)
て他の文学に劣るなし。これ概括的標準に
照
(
てら
)
して
自
(
おのずか
)
ら然るを覚ゆ。
俳諧大要
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
家
常用漢字
小2
部首:⼧
10画
言
常用漢字
小2
部首:⾔
7画
“一家”で始まる語句
一家
一家中
一家族
一家内
一家一門
一家団欒
一家相伝
一家眷属
一家眷族