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ワラハメ
ふりがな文庫
“ワラハメ”の漢字の書き方と例文
ひらがな:
わらはめ
語句
割合
童女
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
童女
(逆引き)
姫は、大門の
閾
(
シキミ
)
を越えながら、
童女
(
ワラハメ
)
殿上
(
テンジヤウ
)
の昔の
畏
(
カシコ
)
さを、追想して居たのである。長い
甃道
(
イシキミチ
)
を踏んで、中門に届く間にも、誰一人出あふ者がなかつた。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
今朝も、深い霜朝を、何處からか、鴛鴦の
夫婦鳥
(
ツマドリ
)
が來て浮んで居ります、と
童女
(
ワラハメ
)
が告げた。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
今朝も、深い霜朝を、何処からか、
鴛鴦
(
ヲシ
)
の
夫婦鳥
(
ツマドリ
)
が来て浮んで居ります、と
童女
(
ワラハメ
)
が告げた。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
今朝も、深い霜朝を何處からか、鴛鴦の
夫婦鳥
(
ツマドリ
)
が來て浮んで居ります、と
童女
(
ワラハメ
)
が告げた。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
今の太上天皇樣が、まだ宮廷の御あるじで居させられた頃、
八歳
(
ハツサイ
)
の南家の
郎女
(
イラツメ
)
は、
童女
(
ワラハメ
)
として、
初
(
ハツ
)
の
殿上
(
テンジヤウ
)
をした。
穆々
(
ボクヾヽ
)
たる宮の内の明りは、ほのかな香氣を含んで、流れて居た。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
今の太上天皇様が、まだ宮廷の御あるじで居させられた頃、
八歳
(
ハツサイ
)
の南家の
郎女
(
イラツメ
)
は、
童女
(
ワラハメ
)
として、
初
(
ハツ
)
の
殿上
(
テンジヤウ
)
をした。
穆々
(
ボクボク
)
たる宮の内の明りは、ほのかな香気を含んで、流れて居た。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
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