“ロンドン”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:ろんどん
語句割合
倫敦90.8%
竜動5.9%
龍動2.6%
倫教0.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
偶然のことで、私はこの発見の経過を知っているのであるが、倫敦ロンドンのキングス・カレッジの地下室で、実験をしていた時の話である。
科学と国境 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
予は唯、竜動ロンドンに在るの日、予が所謂いはゆる薔薇色の未来の中に、来る可き予等の結婚生活を夢想し、以て僅に悶々の情を排せしを語れば足る。
開化の殺人 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
一 地理の肝要なる事、不肖今贅するに及ばず、皆しる處にして、頃年其事に識者心を盡さるゝ所の堅こうにし龍動ロンドンの繁昌、巴里斯パリスの美麗人々皆しらざる者なし。
他計甚麽(竹島)雑誌 (旧字旧仮名) / 松浦武四郎(著)
倫教ロンドン巴里パリイに比べて北へ寄つて居る所為せゐか、七月になつても薄寒うすさむを覚える様な気候である。巴里パリイの様に上衣うはぎを脱いでコルサアジユだけで歩く女をだ一人も見受けない。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)