“ボア”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
33.3%
羽毛襟巻22.2%
王蛇11.1%
森林公園11.1%
毛皮襟巻11.1%
羽毛頸巻11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
シャンゼリゼエからエトワアル、そこの凱旋門からボアドュ・ブウロニュの大街——とこう並べ立てると
ふくらなる羽毛襟巻ボアのにほひを新らしむ十一月の朝のあひびき
桐の花 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
密林は、死んだような黄昏たそがれの闇のなかを、ときどき王蛇ボアがとおるゴウッという響きがする。と、とつぜん、カークがポンとひざをうって言った。
人外魔境:01 有尾人 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
大きな哺乳類はまったく姿を消し、体重はあっても動きのしずかな、王蛇ボア角喇蜴イグアナなどの爬虫はちゅうだけの世界になってきた。
人外魔境:01 有尾人 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
実にこれ酸鼻さんびの極み、一九八五年に、初めてブウロオニュの森林公園ボアを散歩したパアナアルの石油自動車ヴォアチュレットもかくやと思うばかり。
ここでも県知事のボックスにはやはりいちばん前に知事令嬢が毛皮襟巻ボアをして坐り、当の知事閣下は垂幕のかげにおとなしく隠れていて、見えるのはただその手だけだった。
ふくらなる羽毛頸巻ボアのいろなやましく女ゆきかふ。
東京景物詩及其他 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)