“プラチナいろ”の漢字の書き方と例文
語句割合
白金色100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
贅沢なものらしい黒茶色の毛皮の外套がいとうを着て、その間から揺らめく白金色プラチナいろの逞ましい時計のくさりの前に、細長い、蒼白あおじろい、毛ムクジャラの指をみ合わせつつ
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
一人ひとりづ目覚めて船甲板ボウトデツキを徘徊して居ると、水平線上の曙紅しよこうは乾いた朱色しゆしよくを染め、の三ぱうには薄墨うすずみ色を重ねた幾層の横雲よこぐもの上に早くも橙色オランジユいろ白金色プラチナいろの雲の峰が肩を張り
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)