“フォーム”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
形体50.0%
25.0%
理形25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
実体サブスタンスには固より終始もなく生滅もなき筈である、左れど実体の両面たる物質と勢力とが構成し仮現する千差万別・無量無限の個々の形体フォームに至っては、常住なものは決してない、彼等既に始めが有る
死生 (新字新仮名) / 幸徳秋水(著)
この問題はスポーツの美学的考察においてその「フォーム」と「感じ」あるいは、「イキ」との相関性において深い興味を引くところのものがある。
スポーツの美的要素 (新字新仮名) / 中井正一(著)
その各々の構成機能フンクチオンに身体構成のフンクチオンが適用して、新しきフォームを構成するその構成の効果を常に感覚が測定しながら遂に極わまれる一点にまで導いてゆくその過程
スポーツの美的要素 (新字新仮名) / 中井正一(著)
「つまり恰好かっこううまくそう云う風に出来てるんだろう。アリストートルのいわゆる理形フォームかなってるのかも知れない」
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)