形体フォーム)” の例文
旧字:形體
その実体サブスタンスには、もとより、終始もなく、生滅もないはずである。されど、実体の両面たる物質と勢力とが構成し、仮現する千差万別・無量無限の形体フォームにいたっては、常住なものはけっしてない。
死刑の前 (新字新仮名) / 幸徳秋水(著)
実体サブスタンスには固より終始もなく生滅もなき筈である、左れど実体の両面たる物質と勢力とが構成し仮現する千差万別・無量無限の個々の形体フォームに至っては、常住なものは決してない、彼等既に始めが有る
死生 (新字新仮名) / 幸徳秋水(著)