“パーラー”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
客間50.0%
談話室25.0%
居間25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
斯涼しい活画いきえを見て居る彼の眼前に、何時いつとはなしにランプの明るい客間パーラーがあらわれた。其処に一人の沈欝ちんうつな顔をして丈高たけたかい西洋人が立って居る。前には学生が十五六人腰かけて居る。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
晩はずっと談話室パーラーの隅の炉火のそばに腰掛けて、あまり水を割らない強いラムを飲んでいた。話しかけられても大抵は口を利かなかった。
坊や、お前と己とはちょいと談話室パーラーへ戻って、ドアうしろにいてさ、ビルをちょっとばかりびっくりさせてやろうよ、——うん、確かにそうだ。
それは、ゲィツヘッドの應接間ほどの廣さも、壯麗さもない居間パーラーであつたが、十分居心地ゐごゝちがよかつた。私は、壁に掛つてる繪の趣題を考へ出さうと困つてゐた。