談話室パーラー)” の例文
晩はずっと談話室パーラーの隅の炉火のそばに腰掛けて、あまり水を割らない強いラムを飲んでいた。話しかけられても大抵は口を利かなかった。
坊や、お前と己とはちょいと談話室パーラーへ戻って、ドアうしろにいてさ、ビルをちょっとばかりびっくりさせてやろうよ、——うん、確かにそうだ。
談話室パーラーゆかに倒れている船長の死体やら、あのいやらしい盲乞食がすぐ近くにうろついていて今にも帰って来そうなことを思うやらで、私は恐しくて身の毛のよだつ時があった。