“カッフェ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
珈琲店60.0%
珈琲40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と、大井は驚いた視線を挙げて、煙草の煙の立ちこめている珈琲店カッフェの中を見廻したが、すぐに俊助の顔を見つけると
路上 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
「僕はボヘミヤンだ。君のようなエピキュリアンじゃない。到る処の珈琲店カッフェ酒場バア、ないしはくだって縄暖簾なわのれんたぐいまで、ことごとく僕の御馴染おなじみなんだ。」
路上 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
ゲエルは、いつも純金のさじ珈琲カッフェ茶碗ちゃわんをかきまわしながら、快活にいろいろの話をしたものです。
河童 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
山本山を飲むよりも、ブラジル珈琲カッフェを飲み——
上海游記 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)