“オサ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:おさ
語句割合
33.3%
33.3%
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ソノ備エザルヲオサメ、ソノ不意ニヅ。これしきの兵法を活用できぬ仲達ではない。彼はおそらく洛陽にのぼることを後とし、直線に宛城から孟達を衝くだろう。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
まことにオソロしいと言ふことを覚えぬ郎女にしては、初めてまざ/″\と、オサへられるやうなコハさを知つた。あゝあの歌が、胸に生きカヘつて来る。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
「人の道として、幼少からわれも聴く。さだめし、足下も学びつらん。——天下ヲオサムル者ハ人ノ親ヲ殺サズ——と。老母の存亡は、ただ足下の胸にあること。いかようともなし給え」
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)