“アムール”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:あむーる
語句割合
20.0%
情事20.0%
愛神20.0%
黒竜20.0%
黒竜江20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
真名古ほどの人間が、これほどの単純なことにどうして気がつかなかったかといえば、すでに総監も喝破したように、それはやるせないアムールがさせたわざだったのである。
魔都 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
新しい情事アムールが始まったとするよりも、前の情事が『よりをもどした』ものと見なされるね。
何といふすばらしい日だ! 広大な公園は、愛神アムールの支配の下にある若者のやうに、太陽のぎら/\したまなこの下に悶絶してゐる。
あたかも無人の境をはしるがごとく、一瀉千里たちまちにして中央アジアに竜蟠りゅうばんし、アフガンに隣り、満州に接し、もってわが北門の鎖鑰さやくたたき、黒竜アムール江上に東洋艦隊を浮かべ
将来の日本:04 将来の日本 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
友人の村田大将から貰って来た黒竜江アムール生れのセパードを繋いでいる小舎であった。
継子 (新字新仮名) / 夢野久作(著)