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ゑきぬ
ふりがな文庫
“ゑきぬ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
画絹
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
画絹
(逆引き)
神戸の
富豪
(
かねもち
)
もちやんとさういふ型に
嵌
(
はま
)
つてゐたから、宴会半ばになると、そろ/\
画絹
(
ゑきぬ
)
を引張り出して三人の
画家
(
ゑかき
)
の前に拡げ出した。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
先日
(
こなひだ
)
横山大観氏が
席上
(
せきじやう
)
揮毫
(
きがう
)
で、
画絹
(
ゑきぬ
)
の
書損
(
かきそこな
)
ひをどつさり
拵
(
こしら
)
へて、神戸の
富豪
(
ものもち
)
の胆を潰させた事を書いたが、人間の胆といふものは、
大地震
(
おほぢしん
)
や
大海嘯
(
おほつなみ
)
の前には平気でゐて、
却
(
かへ
)
つて女の一寸した
嚏
(
くさみ
)
や
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
京都といふ土地は妙な習慣のあるところで、少し文字を
識
(
し
)
つた男が四五人集まると、
屹度
(
きつと
)
画箋紙
(
ぐわせんし
)
か
画絹
(
ゑきぬ
)
をのべて
寄書
(
よせがき
)
をする。亡くなつた上田敏博士は、そんな時には
定
(
きま
)
つたやうに、ヘラクリトスの
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
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