“ゐさふらふ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
居候76.9%
食客15.4%
寄食者7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お母さまは、君を居候ゐさふらふだと云つたよ。君にはちつともお金が無いんだ。君の父親おやぢは、何も君に殘して行かなかつたんだ。
見せず惡事あくじ腰押こしおし或ひは賭博かけごと宿やどなどして食客ゐさふらふの五六人はたえす追々田畑たはた賣拂うりはらひ水呑同樣の困窮こんきうとなり凡十四五年居る中女房にようばう死亡みまかり今では娘とたゞ兩人差向ひてに漸々其の日を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
もしも私が、多血質で、利發で、無頓着で、強要的で、縹緻きりやうのいゝお轉婆娘だつたら、同じ寄食者ゐさふらふの、よるべない者であるにしても、リード夫人は、もちつと滿足して、私の存在を我慢したであらう。