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わっしら
ふりがな文庫
“わっしら”の漢字の書き方と例文
語句
割合
私等
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私等
(逆引き)
へい、
私等
(
わっしら
)
、こう見えて、へへ、何も見得なことはござりやせんが、これで昔の雲助でござりやす。
わか紫
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
檜舞台の
立女形
(
たておやま
)
と
私等
(
わっしら
)
みたような涼み芝居の三下が
知己
(
ちかづき
)
ッてのも
凄
(
すさま
)
じいんですが、失礼御免で、まあ横ずわりにでもなって、口を利くのには
仔細
(
しさい
)
がなくッちゃあなりませんとも。
三枚続
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
その様子ッたら、まるで雛がどっと惣立ちになったように、
私等
(
わっしら
)
が胸に響いたんです。
三枚続
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
三
厘
(
もん
)
でもありさえすりゃ、
中汲
(
なかくみ
)
だろうが、
焼酎
(
しょうちゅう
)
だろうが、徳利の口へ
杉箸
(
すぎばし
)
を
突込
(
つっこ
)
んで、ぐらぐら
沸
(
に
)
え立たせた、ピンと来て、脳天へ
沁
(
し
)
みます、そのね、
私等
(
わっしら
)
で御覧なさい、
香
(
におい
)
を
嗅
(
か
)
いだばかりで
式部小路
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「
私等
(
わっしら
)
の氏神様だ。」
わか紫
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
わっしら(私等)の例文をもっと
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