“わうごん”の漢字の書き方と例文
カタカナ:ワウゴン
語句割合
黄金100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
奇しくも黄金わうごんの十字の紋章かゞやきいだし、感激にめくるめく一使徒がバプテスマの河をよろめき足して岸に這ひあがるごとく
展望 (旧字旧仮名) / 福士幸次郎(著)
一五家に久しきをのこ一六黄金わうごん一枚かくし持ちたるものあるを聞きつけて、ちかく召していふ。一七崑山こんざんたまもみだれたる世には瓦礫ぐわれきにひとし。
それらの士は、俗悪なる新画に巨万の黄金わうごんなげうつて顧みない天下の富豪ふがうくらべると、少くとも趣味の独立してゐる点で尊敬にあたひする人々である。
鑑定 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)