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ろじうち
ふりがな文庫
“ろじうち”の漢字の書き方と例文
語句
割合
路地内
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
路地内
(逆引き)
七兵衛が最初この家へ入った時から見え隠れについて来て、今まで
路地内
(
ろじうち
)
や表通りをうろうろしていた一人の
紙屑買
(
かみくずか
)
いが、いま七兵衛が出かけると、またそのあとをついて行きます。
大菩薩峠:02 鈴鹿山の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
長吉は覚えず
後
(
あと
)
を追って
路地内
(
ろじうち
)
へ
這入
(
はい
)
ろうとしたが、同時に一番近くの格子戸が人声と共に
開
(
あ
)
いて、細長い
弓張提灯
(
ゆみはりぢょうちん
)
を持った男が出て来たので、
何
(
なん
)
という事なく長吉は
気後
(
きおく
)
れのしたばかりか
すみだ川
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
しかし幸か不幸かいまだ全く文明化せられざる今日においてはかかる裏長屋の
路地内
(
ろじうち
)
には時として
巫女
(
いちこ
)
が
梓弓
(
あずさゆみ
)
の歌も聞かれる。
清元
(
きよもと
)
も聞かれる。
盂蘭盆
(
うらぼん
)
の
燈籠
(
とうろう
)
や
果敢
(
はか
)
ない
迎火
(
むかいび
)
の
烟
(
けむり
)
も見られる。
日和下駄:一名 東京散策記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
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(3作品)
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