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ろぢうち
ふりがな文庫
“ろぢうち”の漢字の書き方と例文
語句
割合
路地内
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
路地内
(逆引き)
若旦那丹三郎の通るのを合圖に、表戸を開ける習慣になつて居る
路地内
(
ろぢうち
)
の人達は、驚いて飛んで來ました。
銭形平次捕物控:266 処女神聖
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
長吉
(
ちやうきち
)
は覚えず
後
(
あと
)
を追つて
路地内
(
ろぢうち
)
へ
這入
(
はい
)
らうとしたが、同時に一番近くの
格子戸
(
かうしど
)
が
人声
(
ひとごゑ
)
と共に
開
(
あ
)
いて、細長い
弓張提灯
(
ゆみはりぢやうちん
)
を持つた男が出て来たので、
何
(
なん
)
と
云
(
い
)
ふ事なく長吉は
気後
(
きおく
)
れのしたばかりか
すみだ川
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
格子戸
(
かうしど
)
の
格子
(
かうし
)
を一本々々一生懸命に
磨
(
みが
)
いて
居
(
ゐ
)
るのもある。
長吉
(
ちやうきち
)
は
人目
(
ひとめ
)
の多いのに
気後
(
きおく
)
れしたのみでなく、さて
路地内
(
ろぢうち
)
に
進入
(
すゝみい
)
つたにした
処
(
ところ
)
で、自分はどうするのかと初めて反省の地位に返つた。
すみだ川
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
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