“りんち”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:リンチ
語句割合
林地33.3%
輪池33.3%
隣地33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
郊外の林地りんち田圃でんぽに突入する処の、市街ともつかず宿駅しゅくえきともつかず、一種の生活と一種の自然とを配合して一種の光景をていしおる場処を描写することが
武蔵野 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
若し友のことの如くならば、輪池りんちが歿前三年即八十一歳に至るまで点簿したこととなるであらう。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
小父をぢさんたちは、おとなしいし、第一だいいち品行ひんかう方正はうせいだから……つたごと無事ぶじであつた。……はいゝとして、隣地りんち心行寺しんぎやうじ假門かりもんにかゝると、電車でんしや行違ゆきちがふすきを、同伴つれが、をかしなことをいふ。
深川浅景 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)