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らんき
ふりがな文庫
“らんき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
嵐気
62.5%
巒気
31.3%
嵐氣
6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
嵐気
(逆引き)
が、山々の緑が迫って、むくむくとある
輪廓
(
りんかく
)
は、
霄
(
おおぞら
)
との
劃
(
くぎり
)
を
蒼
(
あお
)
く、どこともなく
嵐気
(
らんき
)
が迫って、
幽
(
かすか
)
な谷川の
流
(
ながれ
)
の響きに、火の雲の炎の脈も、淡く紫に彩られる。
星女郎
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
らんき(嵐気)の例文をもっと
(10作品)
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巒気
(逆引き)
御山は
春日
(
かすが
)
の三笠山と同じような山一つ、樹木がこんもりとして、朝の
巒気
(
らんき
)
が
神々
(
こうごう
)
しく立ちこめております。
大菩薩峠:04 三輪の神杉の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
らんき(巒気)の例文をもっと
(5作品)
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嵐氣
(逆引き)
友の詩のかゞやけるも亦
宜
(
むべ
)
なりや。
室
(
へや
)
は木曾の清溪に對して、其水聲は
鏘々
(
しやう/\
)
として枕に近く、前山後山の
翠微
(
すゐび
)
は絶えずその搖曳せる
嵐氣
(
らんき
)
を送りて、雲のたゞずまひまた世の常ならず。
秋の岐蘇路
(旧字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
らんき(嵐氣)の例文をもっと
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