“よんべ”の漢字の書き方と例文
カタカナ:ヨンベ
語句割合
昨夜100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
奥様も順でいなさりやすから昨夜よんべお暇いただいて来やしたのえ、父様ととさま母様かかさまも、眼の中さあ入れたいほど様子で居なさる。
農村 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
「はい、昨夜よんべ那裏あちらのお客様がおかへりになるかと思つて、遅うまで待つてをりやしたで、今朝睡うござりやす」
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
旦那だんな様来やしたぜ、いよいよ来やしたぜ……昨夜よんべいになったのは、あの辺とちげえやすかね?」
墓が呼んでいる (新字新仮名) / 橘外男(著)