“よみち”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
夜道50.0%
夜路45.8%
夜途4.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
コロ、コロ、とくるまは、かぜく、くらい、かわいた夜道よみちをきしってゆきます。きょうは、そのくるまおとが、おじいさんのくるまおとに、よくていました。
少女がこなかったら (新字新仮名) / 小川未明(著)
夜路よみちをひた走りに走って鶴見地獄に出た。この鶴見地獄というのも昨年の春から爆発したものだそうである。泥土でいどまじえない清透せいとうな熱湯を噴出している。
別府温泉 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
だが、これは飛んだ間違ひで、実はこの時狸はからかさにぶら下つてゐるのだ。だから夜途よみちで雨傘が重くなつたら、いきなりこぶしを固めていやといふ程柄の下をなぐつてみる。