トップ
>
よのもの
ふりがな文庫
“よのもの”の漢字の書き方と例文
語句
割合
夜具
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
夜具
(逆引き)
ただ白い
夜具
(
よのもの
)
と白い枕とが、しいんと、
虚空
(
こくう
)
の底の物みたいにあるにはあった。枕は落ちて、行儀を
外
(
はず
)
し、
衾
(
ふすま
)
はその下に何もないかのようで
平
(
ひら
)
べッたい。
私本太平記:13 黒白帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
暗い苫のおくには、ぷんと病臭のようなものが
籠
(
こも
)
っていた。小さい灯皿が横木に
架
(
か
)
かっている。むしろの上に、
雑巾
(
ぞうきん
)
のような薄べったい
夜具
(
よのもの
)
が敷いてあった。
私本太平記:03 みなかみ帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
胸の高さにまで折り畳んだ
夜具
(
よのもの
)
に、両の
肱
(
ひじ
)
と
苦患
(
くげん
)
の顔を乗せて、
俯
(
う
)
ッ伏せに
凭
(
もた
)
れて坐ったきりな
容
(
かたち
)
だった。
私本太平記:13 黒白帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
よのもの(夜具)の例文をもっと
(6作品)
見る
検索の候補
これ
とこ
やぎ
やぐ
よるのもの