“ゆきつき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
往着66.7%
行着33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
不思議ふしぎとおもひながら身をきよめて御はた織果おりはて、その父問屋へ持去もちさり、往着ゆきつきしとおもふ頃娘時ならずにはか紅潮つきやくになりしゆゑ、さては我がなげきしをきゝてかのもの我をたすけしならんと
不思議ふしぎとおもひながら身をきよめて御はた織果おりはて、その父問屋へ持去もちさり、往着ゆきつきしとおもふ頃娘時ならずにはか紅潮つきやくになりしゆゑ、さては我がなげきしをきゝてかのもの我をたすけしならんと
テカテカする梯子段はしごだんを登り、長いお廊下を通って、ようやく奥様のお寝間ねま行着ゆきつきましたが、どこからともなく、ホンノリと来るこうかおゆかしく、わざと細めてある行燈あんどう火影ほかげかすかに
忘れ形見 (新字新仮名) / 若松賤子(著)